悲を生まない為に


古代東洋の哲学者達によって理論化された人間の感情と感情のつながり。

怒りから喜びが生まれる


喜びが憂い(うれい)を生み出す



につづいて今回は、

憂い(うれい)が悲しみを生み出すというつながりに関して記事にしたいと思います。


五行の色体表によっては、憂ではなく、思と書かれている場合もあります。

ここでの思とは、思い悩むという意味合いが強いようです。いずれにしてもネガティブな感情ですね。

こういった感情は五行理論において悲を生み出すと考えられています。


ある悪い事があなたの身に起こった時、その事に対し、思い悩んだり、憂鬱になったりしてもそこから生まれるのは悲しみの感情だけです。

そうするよりも、できるだけその事柄の中のプラスに考えられる要素を探しだし、悲しみの感情が生まれるルートから避けるように進んだ方が心の為なのではないでしょうか。


先人は、そのような事を五行理論を通して伝えたかったのではないかと私なりに理解しています。