食欲がない、なかなか眠りにつけない。そんな方には・・


こんなお客様がいました。

常に食欲がなく、布団に入ってからもなかなか眠りにつけない。

病院から色々な薬をもらっているがいっこうに良くならないとの事です。

この方、学生時代には剣道、社会人になってからは休日にゴルフ、ウォーキングと運動もよくされていて健康には人一倍自信があったそうです。

でも何故、現在このような状態になってしまったのか・・


話を伺っていると、やはりこれまで相当アクセルを踏み込み過ぎた人生を送ってこられたようです。

一代で築いた会社の社長職を譲り、現在は会長をされているとの事。
会長になられてからは以前ほどの忙しさはなくなったものの、やはり社長時代からの責任感がアクセルを踏み込む力を強めていたのかもしれません。

ここでいうアクセルというのは自律神経の中の交感神経の事です。

通常、自律神経というのはこのアクセルである交感神経ブレーキである副交感神経がバランスよく調整される事で均整が保たれています。

おっしゃっていた食欲のなさや、睡眠障害はどちらも副交感神経があまり働いていない事でおこりやすいもの。

足を見させていただくと、自律神経と関係の深い脳の反射区は異常に硬く、胃の反射区にもしつこい硬さがありました。

脳の反射区は刺激を与えていくうちにある程度ゆるんできたものの、胃の反射区はなかなかゆるみません。

そこで一度、胃の反射区を離れ探っていくと、予想通り肝臓の反射区にも違和感がありました。





その日の施術から約2週間後、

明るい表情で「食欲がでてきて調子がいいです。」という言葉をこの方からお聞きする事ができ、ひとまずほっとした僕でしたが、今から考えると症状改善のキーになっていたのは恐らく肝臓の反射区であったかもしれません。

なぜかというと、


この辺も以前からこのHP内でもよく取り上げている五行のバランスが関係してきます。


自然界と同じように人間の体も本当にバランスが大事ですね!