ビートルズを五行理論で

古くから漢方医学、薬膳、風水など多くのジャンルで活用され、当院の施術においてもお客様ひとりひとりのお悩み解決への重要な手がかりをいつも提供してくれている五行理論。

ほんの思いつきですが、この五行理論をビートルズの曲を通してご紹介してみたくなりました。
今日は、

「レット・イット・ビー」(Let It Be)
この曲はレノン=マッカートニーの作品ですが、実質的にはマッカートニーが作った楽曲といわれています。

ビートルズが分裂状態になりつつあるのをポールが悲観していた頃、亡き母メアリー・マッカートニーが降りてきて「あるがままを あるがままに受け入れるのです」と囁いた。そのことにインスピレイションを受けて書いたと言われています。

バンドが分裂状態になりつつある時に高まっていたのは、これからさらに分裂していったらどうしよう、解散へとつながってしまったらどうしようという解散をとして捉える事から繋がるれの感情ではないでしょうか。

東洋医学において、恐れ、驚きの感情は、気を乱してを害すといわれています。

そんな時に、亡き母メアリーが降りてきて囁いた。
これは勿論、現実の世界で起きたことではなくポールが様々な思いを巡らせていた時に、頭の中に浮かび起こった事だと思います。

五行でいえば思、慮の感情の中から生まれたものかもしれません。

物思いにふけり過ぎると気が結してに害を及ぼすといわれていますが、その一方で思、慮はある感情を抑制する働きも持ちます。

五行理論において【土】のカテゴリーに入るのが思、慮の感情

【土】は【水】の流れをせき止める。つまり、【水】を抑制する力を持ちます。これを相克といいます。

この【水】のカテゴリーに入るのが恐、驚の感情です。

バンドが分裂状態になりつつある時に高まっていたの感情を、「レット・イット・ビー」が抑制してくれたのでは?と考えると面白いです。

この後、ビートルズは実際に解散する事になりますが、その事を悲観するのではなく「あるがままを あるがままに」


あなたも・・・


何かしらに対し恐れの感情が高まってしまった時には、


「レット・イット・ビー」を聞いたり演奏してみてはいかがでしょうか。