怒りから喜びが生まれる。


怒りから喜びが生まれる。

何のこっちゃと思われるかもしれませんが、

これも五行理論からです。

五行理論では、怒の感情から喜の感情が生まれると解釈できる部分があります。

これに関して、リフレ塾の生徒さんから「何故、怒りから喜び??」というご質問がありましたのでこちらでも取り上げさせていただきます。


五行理論というのは、古代中国で生まれた哲学であり、その理論は人によって様々な解釈がされています。

数学のように答えがひとつ決まっているのではなく、理論の答えはいくつも存在します。

これは僕の解釈ですが、

怒りの感情というのは多くの場合、心の中にためこんでしまいがちなものではないでしょうか。

争いを避ける為、自分の立場を守る為、怒りがたまっていても、なかなかそれを発散できない。

しかし、

それを発散できた時というのは言葉では言い表せない爽快感があるものです。

これはまさに、去年「半沢直樹」で多くの人達が味わった爽快感に近いと思います。

この爽快感こそ喜びの感情であり、怒りが喜びを生み出すという相生関係をあらわすのではないかと思っています。

しかし、

実際のところは怒りを直接的に発散してしまっては争い、トラブルが発生してしまうでしょうし問題です。


そこでおすすめしたいのが、

怒りの間接的発散です。


間接的という言葉を辞書で調べると、

「何かが間に立った状態で物事が行われたり関係したりするさま。」とあります。

つまり、

間に音楽やら、映画やら、スポーツやら、自分が好きなものをおいて怒りを発散するという事です。


僕がかつて組んでいたバンドのひとつに、「怒り」をテーマにした曲作り、ステージを行うバンドがありました。

↑当時デザイナーの方に作ってもらった、「怒り」をテーマにしたバンドポスター




「怒り」をテーマにしたバンドでしたが、ステージではいつも喜びの感情があふれていた気がします。