漫画界のリラクゼーション作品


 

 

私が生まれる前1976年から連載がスタートし、
小学生の頃から大人になるまで読み続けていた漫画
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

↑小学生の頃、私が最初に購入した「こち亀」68巻

 

これまで一度の休載もなく、出してきたコミックスはなんと200巻。


ひとつの事をずっと続けるという事の凄さと大切さをずっと教え続けてくれていた「こち亀」がついに終止符を打つという発表がありました。

終わる事がないイメージだった漫画だけに、驚きと寂しさもありますが、これまで40年間ずっと変わらぬスピードで走り続けてこられた作者の秋本治さんには本当にお疲れ様でしたといいたいです。

 


作品中に頻繁に描かれている、東京の下町情緒あふれる風景画には大きな癒し効果があったように感じます。

単なるギャグ漫画ではなく、癒しの情景と人々にとってなくてはならない笑いとを、40年もの長い間移り変わりゆく様々な時代の中で提供し続けてくれたこち亀はある意味、人々にとってのリラクゼーション漫画でもあったのではないでしょうか。

連載は終わってしまいますが、これまで世に出されてきたこち亀の作品はこれからも永久に残り続けます。

私の本棚にある「こち亀」もこれからも宝物のひとつとして大事に残していきたいと思います。