疲れの偏り


 

出演する舞台が直前に迫ったIさんが来院されました。

歌やダンスが含まれた舞台で、舞台中の衣装の早替えも5回もあるとの事で本番前の通し稽古を終えたIさんはクタクタの状態。

足の裏にある、全身の疲れ具体が読み取れるポイントの硬さもなかなかのものでしたが、特に右半身に疲れが偏っていたのも印象的でした。

全身にたまった疲労物質を流すだけでなく、こういった体の歪みも整えていく事が整体の大事なところ。

足裏への刺激で全身の血液の循環を良くした後に、筋膜を調整する当院独自のやり方で施術を終え、Iさんの舞台の成功を願いました。

体の歪みというのは足を触るだけでもわかってしまうものです。ご自身の体の歪みが気になる方は、左右の足を触り比べてみて下さい。

どちらかの足に硬い部分がいくつかあれば体のそちら側に疲れが偏っている証拠です。

 


2012-10-03 初出)