ゴールデンウィークの休み期間中も、家族や周りの人達への足反射整体を行う機会が多くありました。
それから、ホームページの過去の記事をゆっくり読み返す機会も。
自分が過去に書いた記事に、重要ポイントを改めて復習させられる事もよくあります。
例えば、こちらの記事 ▽
競歩から学ぶ 〜ウォーキング整体〜
オリンピック種目としても定着している「競歩」という競技をご存知でしょうか?
一見、ちょっとへんてこな歩き方をしてスピードを競うこの競技、
以下の2つのルールがあります。
・常にどちらかの足が地面に接していること
・前脚は接地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を伸ばすこと
このうちの2番目の 地面と垂直になるまで膝を伸ばす。
これは実は、この競技に限らず普段我々が行っている歩行においても非常に重要なポイントとなっています。
競歩のように接地の瞬間でなくても良いので、接地して前に進むあたりで膝を伸ばすという感覚を意識して歩く事により、膝を痛めたり、腰を痛めたりする事を未然に防げるのです。
ハイヒールをはいている方などは、膝を無意識のうちに曲げてしまっている事が多いと思います。
ハイヒールは足を痛める、膝を痛めるという事がよく言われていますが、ハイヒールでも正しい歩き方をすればそこまで足も膝も痛めません。
この辺の記事もご参照ください。
理想的な歩き方
競歩の歩き方をそのまま普段真似るのは無理がありますが、体を痛めない歩き方のヒントが沢山隠されたこの競技に是非今後も注目してみてください。
ちょうど、オリンピック開催中に書いた記事だったと思います。
中高年世代を中心に多くの方の悩みの種、
膝、腰の痛み。
ちょっとした歩き方の習慣、癖が膝、腰の痛みの根本的な原因になっているという事もあるわけですね。
歩く事って当たり前すぎて、そこにだけ意識を傾ける機会って少ないと思います。
自分の歩き方に意識を傾ける、自分では難しければパートナーなどに見てもらう。
そういった機会が膝、腰の痛みの根本的な改善につながる事もあると思いますよ。