腰痛の深い原因

腰痛持ちで過去にぎっくり腰、ヘルニアになった経験のあるというあるお客様。

足裏を探ると、腰の反射区は当然のようにガチガチに硬くなっています。

腰痛持ちの方は、かなりの確率で硬かったり、押すと痛がったりする部分なので、ここが硬いのはある程度予想ができたのですが、意外だったのは肺の反射区を押して痛がったことでした。

ここは肺の反射区ですよと指摘すると、ご本人も意外そうな顔をしました。

お話を伺っていくと、その原因のひとつがどうやら猫背からきている可能性が見えてきました。


日々お仕事でパソコン作業をされているそうで、その際に昔からの癖できつめの猫背になってしまうそうです。

猫背で両肩の間が縮こまると、肺を圧迫します。

他にもお部屋の空気、喫煙、受動喫煙など原因は様々に考えられるかもしれませんが、この事も肺の反射区に反応が出ている一つの原因かもしれません。

それから、胃の反射区にも独特の硬さがありました。

胃の場合は単純に食生活の影響からくるものと、精神的な影響からくるものと両方の原因が考えられます。

今回のお客様の場合はどうやら後者が原因のよう。

お仕事などからのストレスがだいぶたまっており、胃にも影響が及んでいたようです。

さて、話は戻ります。

腰痛持ちで過去にぎっくり腰、ヘルニアになった経験のあるという今回のお客様。

腰痛と一言でいっても原因はその人によって千差万別。様々に考えられます。

足裏が物語るところによると、主要部の腰だけでなく、肺、胃にも変調が見られます。

腰痛になりやすい方というのは、
前回もご紹介しました五行で見ると、水のカテゴリーに負担がかかりやすいタイプである事が多いです。

水のカテゴリーに入る腎は臓器の腎臓との関わりが深く、その腎臓は腰の周りに位置しているからです。


記事でもご紹介しました、五行の相関図でみると、相生関係により水のカテゴリーというのは金のカテゴリーから生まれる関係になっています。


金のカテゴリーに入るのが肺。
前述の通り、猫背により肺に負担がかかっていることで、水をうまく生み出せない状態です。

さらに、相克関係により水の働きを抑制するのは土。

土のカテゴリーに入る胃がストレスにより負担がかかり、悪い状態になっていることで水に対して悪さをするかのように抑制作用を与えているというふうにも考えられます。

 


腰痛と一言でいっても原因はその人によって千差万別というのはこういったところからです。

そして、その改善法も千差万別。

 

 


あなたの足裏は何を物語っているでしょうか?