股関節の痛み

かれこれ7年、私の施術を受けて下さっているあるお客様の話です。

 

 

仕事に育児に大忙しのこの方、お仕事柄、肩こりや腰痛になられる事が多いのですが、先日、股関節が痛むとおっしゃった事がありました。これまでになかった症状です。

 

 

詳しくお聞きすると、階段を昇る時に特に痛むとの事。

 

 

 

さて、股関節の反射区は両足のくるぶしの周りにあります。

  

 

外くるぶしの周りは股関節外側、内くるぶしの周りは股関節内側を表すわけですが、

 

 

青       外側

ピンク 内側

 

観察をすると、右足の外くるぶしの周りに変異があり、くるぶしの位置も左足と比べて下がっているように見受けられました。

 

右足の腓骨というすねの骨が下がっているようです。

 

 

恐らく、最近右半身に体の重心が傾いた状態で生活をされていた事が予想されます。

 

 

 

重心が傾く事ですねの骨が下がる。

 



すねの骨の先、くるぶしの位置も下がる事で周辺に変異が起こる。

 

 

そんな流れで股関節の反射区に変異が現れたのではないでしょうか。

 

 

 

そもそもの重心が傾いた原因には、足骨の中心となる距骨のずれによって、その上がバランスを取るために発生した場合と、距骨とは関係なしにその人の癖の変化などによって発生した場合とが考えられます。

 

 

 

この方の場合はどうやら後者の方。

 

 

 

施術で股関節の反射区の状態を正す事で、そこと繋がる股関節の状態も好転します。あとは仕上げに股関節を軽くストレッチするのみ。

 

 

 

2週間後の施術の際に様子をお聞きすると、股関節の痛みはなくなったとのご報告。

 

 

 

その次、約一ヶ月後者の施術でも最近、股関節の様子はいかがですか?とお訊きするとすっかり最近は問題ないとの事でした。

 

 

 

今回ご紹介したのはほんの一例ですが、その人の生活の変化と体の変化とは常につながり合っています。

 


無意識のうちについてしまう癖、体の変化、体の不調。

 

 

それを正すのが整体施術の役目ですね。